わたしの考察

ノブコブ徳井さんについて

2022年3月4日の徳井さん「敗北からの芸人論トークイベント」

徳井さんが本を出版され、そのトークイベントがあると知り、私は万全の体制をしくことにしたんです。

出張徳井の考察には行けなかったし、出版イベントの1回目は見逃してしまったので、2回目、もう昨日になりますが、行われるイベントには絶対いくぞと、心に決めていたんです。

で、トークのお相手はシソンヌということで。私が懸念したのは、シソンヌファンもこのイベントに来るだろうと思ったんです。これはシソンヌファンとのチケット争奪戦か…!?と思った私は、チケット発売開始の10時ぴったりにアクセスしました。したらばなんと、つながりませんでした。一気に焦りました。えっ、即完?チケット取れなかったら悲しすぎる!!

なんとか繋がって、入手できたときは番号がまあまあの状態になっていました。なんということだ…。

さて、当日です。お笑いファンのお作法というのが分からないので、なんとなく周りを見て大人しくしておきました。でも、周りのみなさんも礼儀正しく大人しくしていました。どうやら私が見聞きしていたお作法は、ちょっとやんちゃだったようです。客層は20代~40代という感じでしょうか、女性多めだと思います。

徳井さん本人が見れちゃうのか…と胸が高鳴りました。本当に胸って高鳴るんだなぁと思ったくらい、どきどきして待っていました。

照明が暗転し、舞台のライトが点灯すると、徳井さん、シソンヌのお三方がいらっしゃいました。うわぁぁぁぁぁぁとくいさんだぁぁぁぁぁぁ。体格めっちゃいい、テレビでみるよりキレイに整ってる~!そしていつものモスグリーンスーツ。なぜいつもあのモスグリーンなんでしょうか。

徳井さんはしょっぱな、トイレの話をしていました。これは私の考察ですが、おそらく、下ネタだったんじゃないでしょうか。実は私も下ネタって苦手で、苦手というか下ネタというものがよく分かっていないのですが、あれはきっと「今日は下ネタを話すぞ」と決めててそのために用意した話なんじゃないかなと思いました。

シソンヌのじろうさんは、実は徳井さんの相方の吉村さんに似てるという話が興味深かったです。吉村さんはラジオで、吉村さんが話しているのに徳井さんが飲み物を飲んだりすると興味がないのか、面白くないのかと気になると言っていましたが、徳井さんはたぶん吉村さんがすぐ集中力を切らすので、人が集中力を切らしているかに敏感な感じがしました。私はあまり気にしなかったのですが、一度徳井さんが指摘したあと、じろうさんを観察していると、確かに明らかにスイッチが切れていました。特に休憩明けは、へたすると寝てましたね。

トークイベントでは、徳井さんの本の話はほぼ、出ませんでした。たぶん、いままでの取材ラッシュ、しかも変化球にも対応したのでもう話したくない気分だったのかもしれません。普通に、ギャンブルとタバコの話を中心にしていました。

徳井さんの弱点の話で、「右と左がよくわからない」「緑と赤と茶色が微妙」と言っていました。徳井さん理論では、弱点があるとギフトがある、芸人さんが明るく自分の弱点を話せば見ている人が勇気づけられると言っていました。

これはいい話だなと思いました。私にもギフトがもらえそうな強い弱点ないかなと考えていましたが、こうやって、人の話を途中で聞けなくなってしまうのが私の弱点かもしれないと今思いました。たしかに芸人さんが、自分の弱点を当事者として明るく笑い飛ばしているのは生きやすい世の中になりそうだと思いました。

あと、すごく思ったのが、芸人さんってめっちゃ真面目に社会のことを考えてる。LGBTのことやら差別やら、立場上かなり気をつかわなくてはいけないようで、意識高く真面目に日々考えている様子がうかがえました。

さて、トークが終了するといよいよ徳井さん本人による本販売の開始です。手渡ししてくれると告知には書いてあったので、どうやるんだろう?と思っていましたが、なんとサイン本でした。知らなかったのでテンションが上がりました。さらに、名前まで入れてもらえると聞き、私は心の中でうひょ~大サービスじゃ~!と大喜びしていました。

どきどきしながら順番を待ち、私の番になりました。徳井さんから「お名前は?」と尋ねられました。緊張はマックスです。「(本名)です。」と答えました。医者から「まずご本人確認でお名前おっしゃってください」の時のテンションで声が出ました。

本当の本音は、「(本名)ちゃんへ、って書いて欲しいなぁ」「握手ってしてもらえるんですか」「チャンネルいつも見てます」「コンビでもっとトーク聞きたいです。ラジオすごく面白かったです」「好きです」「わぁぁ~サインすごく嬉しいです!今日来て本当に良かった!」って言いたかった。だけど実際は、「ありがとうございました。」と診察が終わったお医者さんに言うお礼くらいの感じでした。

徳井さんは淡々と「良かったらまた次回も来てください」と言ってくれました。「はい!また会いに行きま~す♪」なぞ言える訳なく、緊張したままそそくさと会場を後にしました。

離れてからようやく緊張が解け、本を広げると、私の名前が入っていて、気持ちがふわ~っとなりました。やった~やった~私、やった~!!

今度、こういうイベントがあったらまた来よう。で、緊張を徐々に減らしていくんだ、と決意しました。

本はまた明日読みます。今日はもうおやすみなさい。徳井さんも、お仕事いっぱいでお疲れさまでした。