わたしの考察

ノブコブ徳井さんについて

敗北からの芸人論を読んでいます(極楽とんぼの加藤さん)

徳井さんのイベントで購入できた、「敗北からの芸人論」を少しずつ読んでいます。今は極楽とんぼの加藤さんのところまで読みました。体感的に、既に本2~3冊分くらい読んだ読後感があります。中身が濃すぎて、「さくっと1冊イッキ読み」とかできないタイプの本です。ちなみに半分行ってないです。

加藤さんと言えば、私の中では完全にめちゃイケです。めちゃイケ見てたら途中でスッキリが決まって、加藤さんって本当は一体どんな人間なんだろうか、と思った覚えがあります。

めちゃイケでの加藤さんは、北海道の狂犬キャラでした。なんだそれな肩書ですが。毎週ゲストを呼ぶ爆裂お父さん?だったかな、そんなコントがありました。キレキャラお父さん役の加藤さんが、あるタイミングで切れて、ゲストを押し倒して足首を掴み、その場でぐるぐる回して遠心力で最後にゲストを放り投げる、確かその間だけ音楽が流れていました。意味不明だし危ないコントでした。でも、毎回私はしぬほど笑ってました。

相方の山本さんとのケンカコントもありました。普通にトークしてたと思ったら、山本さんが難癖を付けて、それにキレる加藤さん…で始まるやつです。

その他の加藤さんで印象に残っているのが、加藤さんがニワトリ小屋に裸で入れられる、というものです。加藤さんは鳥恐怖症らしく、なんでそんなことになったのかやるはめになっていました。メンバーが寄っていき、最後のオチになると、加藤さんは脂汗をかいて、無言でうずくまっていたのを覚えています。顔は一応笑顔だったような気がしますが、それを見て、この人本当に鳥が苦手なんだなと衝撃を受けました。

加藤さんが結婚して、子供が誕生して、新居を建てて、のすべてが番組のネタに使われていました。

本当に、めちゃイケでの加藤さんはなんでもやっていました。命以外はささげていたような、そんな感じがします。ちょっと下の世代からは、スッキリの加藤さんしか知らないんだろうなと思うと、芸人さんって本当に奥が深いんだなと思ってしまいます。

これはめちゃイケじゃないかもしれないですが、何かで加藤さんが笑いながら、めちゃイケが始まるとき、「この人(ナイナイ)について行けば大丈夫だから」と言われてた、と言ってました。その裏に、どんな葛藤があったかなんて想像もつきませんでした。

なんて、徳井さんのことじゃないですけど、書きたくなったので書きました。

本当に、時代って変わるんですね、自分が生きている間に。確かに髪を染めるのはアウトだったし、「テレビを観ない」なんて選択肢は無かったから、子供から高齢者まで、皆、たった数局のテレビ局が作るテレビ番組を観ていた、そんな時代が本当に昔あったなんて、もう信じられない。